足るを知らない限り一生幸せになれない。

菅野一勢と山
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菅野一勢の講義『足るを知らない限り、一生幸せにはなれない』

 

人は基本、人と比べることから不幸が始まるんですよね。

だからこそ、世界の幸せランキングって
あるんですけど日本ってめちゃくちゃ低いんですよ。

なぜなら、
日本は裕福なだけあって比べるものがありすぎるから。

貧富の違いがあり過ぎるから、
必要以上に比べてしまうということですね。

ほんと、上見たらキリないです。

だから、足るを知らない限り一生幸せになれない。

「足るを知りなよ」って斎藤一人さんがよく仰ってますけれども、
人間の欲ってキリがないじゃないですか。

最初はフェラーリが欲しいから始まって、
六本木ヒルズに住みたいとかになって、
それで今度そういうのを手に入れて、
ヘリコプターが欲しいだとか
最終的に自家用ジェットが欲しいだとか、
船が欲しいだとか。

もう上を見たらキリがないじゃないですか。

家だってそうですよね。

1億の家とか見てても、
上には10億の家があったりとか、
何千万の家があったりとか。

だからね、比べると、
上を見れば見るほど、
やっぱり足りないな。

って現状に満足できなくなるわけですよ。

そんなことを言っていたら、
ビル・ゲイツを超さない限り
一生幸せにならないですよね。

だから『よそはよそ、うちはうち』。

友人がゲーム買ったから俺も欲しい!
っておねだりしたときによく、母親から言われた言葉ですけど。

まさにそれなんですよ。

『よそはよそ、うちはうち』っていう考えがいいと思います。

結局、なぜ不幸になるかって言ったら、
自分の無いところばかりにベクトル合わせて見ちゃうんです。

そうではなくて自分の持ってるところに
ベクトルを合わせたら幸せになれるんですよね。

前回の記事でも言いましたよね。

自分たちはもうすでに絶対人生で欲しい3つを持ってるわけだし、
100億円を出しても手放したくない目とかを耳を持っているわけですよ。

だから、
「それが幸せだなぁ」って思ったら、
「今日も起きれて幸せだなぁ」とか
「美味しいご飯食べれて幸せだなぁ」とか
幸せの方にベクトルを合わせていくってことですね。

よく子供たちなんかに

「今日嫌なこと何があった?」

「今日じゃあ楽しいことは何があった?」

「幸せなこと何があった?」って聞いたら

「今日嫌なことこれこれ。で楽しいこと…楽しいこと無かった」

「でもなんか嬉しいことあったでしょう?」

「あ!なんか◯◯ちゃんに飴もらった!」

「あぁ、そっか。じゃあよかったね。いい1日だったじゃん」って

言ってその幸せなことにベクトルを合わせたら
楽しい気分で寝れるわけですよ。

だからみなさんも必ず嫌なことあった日は
何かひとつでも楽しいことがなかったか?

そっちを見てベクトルを合わせれば、
あっという間に幸せになれるわけです。

だから足るを知るということが大事ですね。

だけど、『足るを知る』といって
『欲しいものを買わない』っていうのはまた違うと思うんです。

僕自身、斎藤一人さんの本を読んでて、
斎藤一人さんが今国産車のバンに乗ってるっていうのをずっと聞いてて、

「あ、そうか。一人さんでさえバンなんだから、
足るを知るってそういうことか」と思って、

「一人さんでさえバン乗ってんだから、
俺がBMWとか乗っちゃダメなんじゃん」ってめっちゃ我慢したんです。

がっつり稼いで買えるぐらいのお金があったのに。

「いや〜斎藤一人さんが言ってるし、足るを知らないと」
って、めっちゃ我慢したんです。

でも、結局我慢しきれず買っちゃんだんですけど笑

で、この話を一人さんにお会いしたときに聞いてみたんです。

「一人さん、足るを知るって言って
僕我慢してて結構辛かったんですけど、
大金持ちなのによく国産車野のバンで満足できますね」って。

よしたら、一人さん、

「何言ってんだ」って言って。

「俺ロールスロイス3台持ってるよ」と。

「しかも全然乗ってないからカビ生えてるよ」って言って・・・

えーーーーーーーーー!!
今までの我慢はいったい何だったんだ!
ってなったんですけど笑

一人さんいわく
「もともと欲しいものは買っていいんだよ」って

「それもみんな弟子にも言ってるし。

だから欲しけりゃベンツだって
ヘリコプターだって買っていいだよ」って。

「ただ、人と比べたらキリが無いからね」って。

「足るを知るって必要だよ」っていうことをやっぱり言ってたんですけど。

まぁ、つまりは、
一通り体験してみて、それでも欲しければ
いいんじゃないと思うんです。

フェラーリが好きで、仕方ない人は
その後もフェラーリ乗るでしょうし。

買ってみて、僕には合わないので、
俺はプリウスで十分って思える人もたくさんいるでしょうし。

僕はフェラーリは興味ないので買ってないですけど、
BMWは2台買いました。

でも、実際載ってみると、プリウスの方がいいなと。

BMWほしかったのはただの見栄からきてたんだと
気がついたら、高級車買うのが馬鹿らしくなって・・

今ではプリウスすら売ってしまって、
タイムズのカーシェアで満足しています笑

要は人からどう見られたいのか?

ただの見栄。自己満足のためにBMWを乗ってたってだけの話なんですね。

だから、結構自己満足って買ってみて満足しちゃうっていうことがあるんですけど、高校時代に欲しかったROLEXをやっぱりお金がある時に4つくらいまとめて買ってみたんですね。

ROLEXワンとデイトナとサブマリーナと、
あとサブマリーナの青と金のコンビのやつを買って。

当時全部で400万くらいしたのかなぁ。
で、結構買ってみたら満足しちゃうんですよね。

結果的に、今はほぼしてないですね。

たまに、それなりの場所に行くときは、
そういうのを着けて行きますけれども、
今なんかほぼGショックです。

僕の中ではGショックが
普通にカッコいいと思ってるから、
Gショックなんですよ。

おしゃれだなって思ってるし
普段の自分の服装に合っていると思ってるから。

だから、僕は足るを知るから、
人が何千万の時計を着けていようが、
この間知人が2億する時計を買うとか言ってたけど、
別にどうでもいいなと思うんです。

俺はGショックで満足してるんだから。

結局、ロレックス買ったのも、
他人から見られる目だけの見栄っ張りで、
自己満足だったんですよね。僕からしてみれば・・
だから今となっては、
車もそうだし、数千万円の時計見たって「別に」って感じ。

ようは、人と比べてる限り幸せにはなれないよ、
足るを知るということが大事だよという話です。

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